7月3日(水)にPTAによる給食試食会が開催されました。
保護者・役員含め57名の方がご参加くださいました。
成人教育委員さんが主体となり準備から片付けまで滞りなく進めていただきました。
校長先生のご挨拶の後、岡田栄養教諭による講話がありました。栄養についてや献立の工夫、製造行程などをお話くださいました。
栄養量についてはカルシウムや鉄などは日常生活で必要量が不足しがちだという調査結果を踏まえ、学校給食の基準量が高く設定されているそうです。
献立は世界の料理や日本の郷土料理、生徒が考えた献立など、子供たちが飽きないように趣向を凝らして作ってくださっています。
この他にも、あまり人気のない豆は刻んで肉に混ぜたり、白花豆のペーストをシチューに入れたり、噛みごたえのある食品をつかったりといろいろな工夫をしてくださっています。
給食は80項目にも及ぶ点検を毎日行い、徹底した衛生管理のもと作られます。たくさんの大きなお鍋や機械で作ります。
そうして作られた給食をまずは校長先生が検食します。安全だと確認された後、子供たちに届けられます。
配膳は役員の方がしてくださいました。
本日のメニュー。2色揚げパン、豆腐のスープ、ひじきのマリネサラダです。
揚げパンは給食室で揚げたてふわふわのパンで、味はキャラメルと抹茶です。
豆腐のスープは小松菜や豆腐も埼玉県産のものが使われています。ホタテ貝柱の水煮でコクを出しているそうです。
食べた後は牛乳パックを分解して分別します。子供たちは毎回やっているそうです。
どれもとても美味しかったです。ごちそうさまでした。
生徒たちと給食について会話してほしいと先生向けの給食だよりも出されているそうです。レシピも載っているので主婦としても参考にさせてもらっていますと教頭先生がおっしゃっていました。
給食がこんなにも子供たちの為にいろいろ考えられて作られていることに改めて驚きと感謝の気持ちでいっぱいになりました。今年は向かいあって食事をすることができ、美味しいねとお話しながら食べられることがいかに幸せであることかを実感しました。
最後に岡田栄養教諭から、あまり食べるのが得意ではない子もいると思いますが、1口でも良いので食べてみてこんな食べ物があるんだということを知ってほしい、食や健康について興味を持って、ぜひご家庭でお子さんと話をしてほしいとおっしゃっていました。
試食会後の給食だより特別号に試食会で出たメニューのレシピが載っているので出席できなかった方も作ってみて下さい。
給食試食会にあたり日程調整や献立、講話の準備等々、ご協力いただきました岡田栄養教諭、また事前準備から片付けまで協力的に進めてくださった成人教育委員のみなさまに感謝申し上げます。