今回行われた「教養講座・小顔リンパケア教室」は成人教育委員のみなさんが開催してくれました。成人教育委員会は年間で「給食試食会(1年委員担当)」「高校見学会(3年委員担当)」「教養講座(2年委員担当)」の3つのイベントを開催します。イベント毎に、学校との調整・講師選び・参加募集告知・参加者まとめ・アンケートの実施集計などを行います。学年で一つのイベントを担当をするので同じ学年の保護者とお知り合いになれる絶好の機会です。「委員をやるなら成人教育をやりたい」と言う声もよく聞かれます。
詳しい活動内容はこちら→成人教育委員会
成人教育委員会の教養講座「小顔リンパケア教室」が10月15日(火)武道場で開催されました。
はじめに榎本教頭先生からご挨拶をいただきました。
週末の台風上陸で内谷中学校も避難所として解放し、地域の皆様のご協力のもと避難が無事に終了したことの報告がありました。
テーマは「お顔のたるみ、むくみ解消 −5才肌へ!」
台風の影響もありましたが、27名の方の参加がありました。
講師は、全国カイロ師会認定カイロプラテクター、エステティック協会認定エステティシャン、ハワイロミロミセラピストで現在小顔矯正専門サロン講師としてご活躍されております斎藤久美先生をお招きし「お顔のたるみ、むくみ解消 −5才肌へ!」というテーマで実践を交えながら講義いただきました。
斎藤先生は内谷中学校の保護者でもありますので、母親目線でお話ししていただきました。日頃の子育てや家事、仕事など毎日忙しい日々を送るお母様方が、少しでもゆったりと癒やされる時間になったことと思います。
今回の講座は、先生に(リンパマッサージはYouTubeや雑誌などいろいろなやり方がありますが)20年間の経験をもとに大事なことを詰め込み、毎日続けられるよう組み立てていただきました。
リンパはすごくゆっくり流れているので、あまり強くマッサージしたりゴリゴリ押したりするよりは、ゆっくりした方が体に負担がかからず体に良いやり方だと推奨しています。
体には表面から表皮、真皮、皮下組織、筋膜、筋肉、骨となり、骨に行きつくまでにはたくさんの層があります。この真皮の中にはリンパ管がたくさん通っています。そして表皮にはいくらマッサージをしてもリンパにとどかないと意味がなく、奥にアプローチし過ぎても筋肉が固くなってしまいます。大切なのはトータルを考えリンパと一緒に流していくことだそうです。
例えば腰が痛い方をみる時も、痛い部分だけマッサージをするのではなく、足からや肩からなど関連性のある周りをほぐしていきます。
《意外と知られてないこと》
顔は鼻から上と鼻から下で分かれています。鼻から上の効果を出すには、頭皮からほぐし柔らかくしていきます。鼻から下の効果で、ほうれい線などは肩からほぐしていきます。
顔の効果を気にする時は、顔ばかりマッサージしてしまいがちですが、周りが重要なポイントだそうです。
人間の頭はとても重く、それを支えているのは首の骨と首から肩にかけての筋肉です。
肩がこると血流が悪くなり頭皮が固くなっていきます。頭皮が固くなると、眉毛の上の部分がむくみ、次はまぶたもむくんで重たくなります。重たくなると表情筋が上がっていかないので今度は口角が上がらず下がっていきます。すると顔の筋肉がどんどん使われなくなっていくのでたるんできます。
今は大丈夫でも数年後や10年後そうなる可能性が高いので、たるまないようにするためには、関連性のある頭皮や肩などから全体を柔らかくしていきましょう。
今回の講座では、顔を中心に周りの肩や鎖骨、耳までもたくさんのマッサージ方法を一人一人丁寧に実践して頂きました。
講座後も引き続き自宅でできるよう、絵付きの説明プリントも用意いただきましたので、興味のある方はぜひ試してみてください。毎日続けることにより体の調子も良くなり、−5才肌も夢ではないかも知れないです!!
アンケート
○今回の講座はいかがでしたか?
よい(全員)
○理由
・わかりやすかった
・とてもわかりやすく、簡単にできるのが良かった
・顔だけではなく、身体も大事だということがわかった
・先生に直接マッサージをしてもらい、コツを学べた
・実技と理論がわかってよかった
○感想
・もういいやと思っていた自分の顔ともう一度むきあえた
・体のことをもっと深く教えてほしいと思いました
・やる前よりやった後の血流が良くなった実感ができた
・マッサージやエステなど場違いなものと思っていたので、気軽に参加できてよかった
○今後の希望したい講座
・今回限りではなく、続きのリンパマッサージやエステなど開いてほしい
・整体なども知りたい
・学校、教育業界と連携した話を聞いてみたい
アンケートの結果からも参加した保護者の方が大変満足されている様子が伺えます。有意義な教養講座を主催してくださいました成人教育員会のみなさん、ありがとうございました。