日中、子供たちが学校にいる時に地震など大きな災害が起こった場合、私たちはどのように行動すればよいのでしょうか?
その時の状況により学校や行政の対応は変わりますが、どう動いたらよいか判断する時の判断材料として情報を集めました。
[学校の判断基準]
●震度3:安全を確認後、通常の学校生活を続ける
●震度4:安全を確認後、通常の学校生活を続ける
●震度5(弱程度):地域の被害状況を確認し可能な場合、引き渡し・集団下校を開始
●さらに大きな地震や火災など地域の被害状況が悪い場合については、全生徒を「引き渡し」と致します。
生徒の引き渡し・集団下校開始のタイミング
震度5弱程度以上の地震 または 学校長が判断した場合
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安心メールにて開始のお知らせを送信
↓
グラウンドに学年・学級ごとに整列し点呼。
確認後、集団下校のコース・学年ごと、引き渡しの学年・学級ごとに整列しなおして点呼する。
点呼・全体確認終了後、集団下校・引き渡し訓練を実施する。
各家庭で選択した方法が学校に登録してあります。どちらを選択したのか忘れないようにしてください。
■集団下校の場合=指定の場所へ向け集団で下校します。(所定のポイントまで教職員が引率します。)
各コース・学年ごとに約20名~40名の集団で、2名の教職員が引率して、最終地点に向かって下校します。自宅付近に来た生徒は、その時の時刻を書き入れた「学校待機の貼り紙」を受け取り、集団から別れて自宅に向かいます。自宅が倒壊等の危険がある場合、「学校待機の貼り紙」を玄関などの見えやすい場所に貼り、コースの最終地点に向かい、再び集団に合流し教職員とともに学校へ戻ります。学校周辺のHコースは、生徒が学校から自宅へ下校し、自宅が危険が場合は貼り紙をして学校に戻り、引き渡しのクラスに行きます。学校に戻った生徒の保護者は学校へ引き取りに来てください。(引き取り方法は下記の通り)
・倒壊の危機がなくても「こんな状況の時は学校に戻る」など家庭でルールを決めておくと良いでしょう。
(例)家人が不在で家で一人になる場合は学校に戻る など
Aコース:別所大里公園
鹿手袋4~7丁目、別所6・7丁目、沼影1丁目1~8の生徒
<ルート>
正門→沼影小→沼影市民プール→観音道(曲本さいたま線)→浦和大里小→別所大里公園
Bコース:西浦和公民館
曲本1・2・4・5丁目、曲本3丁目1〜7、12〜18の生徒
<ルート>
正門出発→沼影小手前信号→曲本保育園→(曲本さいたま線)→あい保育園ー(朝霞蕨線)右折→西浦和公民館
Cコース:浦和みひかり幼稚園
内谷2〜4丁目、曲本3丁目8〜11の生徒
<ルート>
正門出発→内谷中ソフト部バックネット角の信号(左折)→内谷4丁目16番地の空き地→カワイ音楽教室(曲本さいたま線)→(信号を渡り)みひかり幼稚園
Dコース:内谷5丁目集会場
内谷5丁目、内谷7丁目10〜17の生徒
<ルート>
正門出発→内谷中角の信号を戸田方面へ直進→セイコーバインタリーを右折→クロネコヤマト→内谷5丁目集会場
Eコース:沼影1丁目公園
沼影1丁目15〜36、沼影2丁目の生徒
<ルート>
正門出発→沼影小→沼影市民プール→沼影1丁目公園
Fコース:ミートミート(スーパーマーケット)
沼影3丁目5〜7、内谷6丁目5〜8、内谷7丁目7〜9、白幡6丁目1〜16、白幡4丁目1〜14の生徒
<ルート>
東門出発→内谷中プール角の信号を埼京線方面へ右折→ロッテ球場→内谷橋公園→内谷橋→ミートミート
Gコース:白幡住宅自治会の公園
沼影1丁目9〜14、沼影3丁目1〜4、白幡6丁目17〜20、白幡4丁目15〜29、白幡5丁目の生徒
<ルート>
東門出発→内谷中プール角の信号を武蔵浦和駅方面へ直進→沼影小→沼影市民プール→ロッテを越えた信号を右折→埼京線下のドン・キホーテ→笹目川突当りの白幡住宅自治会の公園
Hコース:内谷中周辺
沼影3丁目8、内谷6丁目1〜4・9〜14、内谷7丁目1〜6の生徒
<ルート>
グラウンド集合→下校指示(貼り紙配布)→各自の自宅へ(倒壊等は再登校し、グランドへ)
■引渡しの場合=保護者が学校まで子供を引き取りに行きます。
クラスで待機教室が異なります。緊急時ですので先生の指示に従い、いつもより冷静な行動をお願いします。
■下校が困難と判断された場合
全生徒引き渡しとなります。集団下校を選ばれたご家庭も学校での引き取りをお願いします。
[国や市の指標]
学校の対応は?
学校は、気象情報や注意報・警報などの情報を集め、生徒を帰宅させるか待機させるかの判断をします。学校から安心メールでお知らせしますので、こまめにメールの確認をしてください。
生徒を引き取りに来る場合、保護者の方の安全も十分に考慮し無理のないようにお願いします。
内谷中学校は荒川氾濫時は浸水の可能性のある地区ですが、校舎3階以上は安全とされており避難が遅れた方の待避場所になります。
万が一、生徒たちが帰宅困難な状況になった場合でも命を守る行動を取ることができます。
災害時、学校は市や防災関連各所と綿密に連絡を取り合う必要があります。保護者からの問い合わせが殺到すると重要な情報を得ることができません。学校への問い合わせはしないでください。学校からの安心メールで状況、情報を連絡いたします。安心メールへの登録をお願いいたします。
生徒が自宅にいる時に災害が起こったら
・学校からの安心メールでの連絡を待つ
・保護者の判断により危険と判断した場合は自宅で待機
・市からの避難指示等に従う
ここに記載してある情報通りにことが運ぶ訳ではありません。災害はその時その時で状況が全く違います。学校はその状況に合わせて子供たちを守る判断をしていきます。学校と保護者の連携が重要です。その時が来た場合、皆様のご協力をお願いします。
また災害に備え、日頃より各ご家庭で話し合っておくことが大切です。
[避難場所]災害時(地震など)の場合
内谷中学校、沼影小学校、浦和大里小学校、西浦和小学校、浦和別所小学校、辻小学校
[避難場所]洪水(荒川氾濫時)の場合
白幡中学校、南浦和小学校、浦和別所小学校、埼大付属中学校、文化センター
*必ずしも記載の避難所でなければいけない訳ではありません。安全に素早く避難できるところに避難してください。
*災害時と洪水時では避難所が変わります。お近くの避難所を確認してください。
防災情報アプリ
子供が携帯する「災害時安心つながるカード 」(ダウンロードできます)
災害時安心つながるカード
・「自助」の行動(屋内や屋外での退避行動、避難場所等への避難行動等)
・「共助」の行動(避難場所等での活動例等)(補足)生徒用のみ
・連絡手段(災害用伝言ダイヤルの使い方)
`児童生徒の情報(氏名、保護者等連絡先、避難場所、引取り人等)
等を記載し子供が携帯できます。(学校でも新学期に配布しました)
*記載内容は2020年9月以降、随時更新していますが、一部古い情報も入っている場合がありますのでご注意ください。